小規模支援事業

若者世代を含めたあらゆる人の参加を促し、日越関係に携わる人の裾野を広げるため、
主として草の根の小規模な事業を対象に、事業実施を後押しする「小規模支援事業」を
実施します。50周年に際して事業を企画、開催してみたいという皆様から企画を募集します。

小規模支援事業 第2回募集開始のご案内

  1. 応募締切:2023年7月31日(月)必着

    ※応募締切日前であっても、応募件数が100件に達した時点で締め切ります。

  2. 支援内容

    ア 資金支援(原則1件当たり上限35,000,000VND)
    イ イベント等開催場所の提供(在ベトナム日本国大使館広報文化センター)

  3. お問合せ先

    日越外交関係樹立50周年日本側実行委員会事務局
    メールアドレス:50japan-vn@ha.mofa.go.jp
    詳細は、募集要項をご参照ください。



第1回小規模支援事業の対象となる事業が決定しました!

日越外交関係樹立50周年日本側実行委員会では、若者世代を含めたあらゆる人の参加を促し、日越関係に携わる人の裾野を広げるため、草の根の小規模な事業を対象に、事業実施を後押しする「小規模支援事業」を実施します。

2022年11月に募集を開始し、合計83件の応募をいただきました。このたび、実行委員会による審査を経て、小規模支援事業の支援対象が決定しました。

(審査の観点)

  • 実施計画・体制の妥当性
  • 事業規模
  • 事業実施地域
  • 若者が参画する事業
  • 日越関係に関心を持つ人の輪を広げることに資すると判断される事業
  • 創造性に富んだ事業

今後、実行委員会では、支援対象となった事業を公式Facebookなどで随時紹介し、各事業を応援していきます。
皆で「手と手を取って」50周年を一緒に盛り上げていきましょう!

事業名
開催場所
主催者
事業の目的
事業内容概要
  • 日本文化祭「ミニフエ」
    フエ大学外国語大学日本語日本文化学部
    フエ大学外国語大学日本語日本文化学部
    日本語・日本文化学部が主催する文化祭で、日本の文化や料理、ものづくりなどの特徴を紹介するブースが多数出展される。授業で学んだ知識を課外活動に応用することを学部生が体験する機会である。同時に、市内の大学生、高校生に対する学部や日本文化のPRにもなる。
    ミニフエ事業は、フエ大学外国語大学日本語・日本文化学部が毎年主催する文化活動で、教員の指導に基づき学生自身が企画する。日本の文化、料理、ものづくり等の特徴を紹介するブースがたくさん出展される文化祭である。事業の準備段階では、学生はまず自分たちで色々調べ、次に教員や学生同士での直接の議論を通して、学生たちの綿密で思慮深い準備が必要であり、かなり長い時間がかかる。多くの学生だけでなく、フエ市内で日本語を勉強している中学・高校の生徒や、日本文学に興味のある多くの若者も参加している。事業を通して、日本文化を広める。
  • ハロン大学での日本文化祭
    ハロン大学
    ハロン大学
    ハロン大学のすべての学生、講師、職員が日本文化を学び、理解し、体験する機会を作る。
    本イベントは、日本文化祭の形で開催される。活動は日本文化についての勉強・紹介及び文化体験がある。例えば、日本文化の展示、食べ物、音楽公演(よさこい、コスプレコンテスト、軽音楽)、伝承遊び、浴衣の試着、書道、折り紙、生け花コンテスト、日本料理コンテスト。
    本フェスティバルは、フォーラム、ウェブサイト、ソーシャルネットワーク(UHL日本クラブのファンページやハロン大学内外の各グループ・協会、個人やグループのTiktokチャンネル)、日本語に関連するセンターや組織などで宣伝される。
  • 越日の壁画
    ハノイ市
    ベトナム青少年友好事業の元メンバーのクラブ、英語名:Vietnam Alumni Club of Youth Friendship Program (略してVACYF)
    日越外交関係樹立50周年を記念して、日越両国の若者が制作する「日越壁画」プロジェクトである。「日越壁画」プロジェクトは、都市の景観を損ねている汚れたり、古くなったり、違法な宣伝広告が貼り付けられていたり、不適切に設置されている壁面を、屋外用の塗料を使ってベトナムと日本の文化や人々を紹介する風景画や、ベトナムと日本の友好関係を紹介するプロパガンダの絵を描き、修復、改善するものである。ベトナムと日本の文化への理解を深めるのに貢献すると同時に、都市の景観を開放的で清潔な空間とするものである。
    ベトナム青年友好事業同窓会クラブ(VACYF)は、日本の国立青少年教育振興機構(DAY)と連携して、2023年8月にベトナムのハノイでグローバル教育(GET)事業を開催する予定である。本事業の一環として、交流、学習、体験、ベトナムの文化と社会の学びといったアクティビティに加えて、両国の若者は「ベトナムと日本の壁画」を描くボランティア活動も共同で実施する。具体的には、
    +VACYFが場所を調査して選定する
    +損傷した古い壁の構築、改修、修復
    +両国の若者が提案した絵の内容をまとめて、絵を選定する
    +壁画を描くための材料と道具を準備する
    +施設の一部を事前に工事する(ベトナムの若者が行う)
    +ベトナムと日本の若者が一緒にやった壁画の完成会を開催する
    +施設工事の看板を取り付けて、自治体に引き渡す
    +記念写真を撮る
    +完成物の宣伝・広告
  • 日越外交関係樹立50周年の一連の講演
    在ベトナム日本国大使館広報文化センター
    ベトナム国家大学ハノイ校日越大学の日本学士プログラム第1期生学生代表
    文化、社会、教育、企業統治などの分野における日本とベトナムの協力関係について、地域社会、特に日本語を勉強している、または日本に関連する仕事をしている人々の理解を深める。これにより、私たちは将来の長期的かつ持続可能な協力に向けて、両国の人々の心をより緊密に結びつけることができることを願うものである。
    私たちの「日越外交関係樹立50周年の一連の講演」は、ベトナムと日本の両国間の協力関係に貢献してきた専門家や学者の指導による現代の文化と社会、教育、企業管理等といった分野を議題としている。具体的な内容は次のとおり。
    セッション1:ベトナムのリベラル教育:機会と課題(教授・博士古田元夫-日越大学学長)
    セッション2:日本の教育経験とベトナムへの教訓(グエン・クオック・ヴオン氏、教育研究者、翻訳者)
    セッション3:ドイモイ以降の日本人のベトナムに対する認識の変化(教授桃木至朗-JICA専門家)
    セッション4:日本企業のおもてなし(グエン・ベト・ハ氏-横浜国立大学の客員講師)
    セッション5:日本のコーポレート・ガバナンス経験とベトナムが学ぶべき教訓(教授・博士ファム・クイ・ロン-元北東アジア研究所所長)
  • 全国日本語弁論大会決勝戦-ダナン2023
    ダナン市
    ダナン市友好団体連合会
    ベトナムと日本国交樹立50周年(1973年9月21日~2023年9月21日)を祝う。ベトナムと日本の間、特にダナン市と日本の各地方との間の友情と協力関係を強化する。日本語学習活動を奨励する。ダナン市や国内の他の省や都市に住む日本語を学ぶのが好きなベトナムの若者のために、魅力的で健全で有益な活動スペースを作る。
    ・実行委員会は、各省にある友好組織連合及び日越友好協会、全国でのアカデミー、大学・短期大学、日本語教育センターと連携してコンテストを立ち上げて、提出された絵や記事を採点し、一番優秀な作品を選定する。
    ・各省からの絵や記事を受領した後、実行委員会は第1ラウンドの採点を行い、ダナン市で開催される決勝ラウンドに参加するための30の優秀なものを選定する。
    ・決勝ラウンドはダナン市で2日間開催され、実行委員会が参加する団体の宿泊費、食事代、交通費を援助する。
  • 日本文化交流・留学デー
    フエ大学の医科・薬科大学
    フエ大学の医科・薬科大学
    日本の国土、人々、文化の紹介。フエ医科薬科大学及びフエ大学の加盟校の講師、学生、関係者に交換留学プログラム、日本留学のための奨学金に関する有用な情報を提供する。ベトナムが日本のパートナーと協力を広げ、交流する機会を作る。
    事業はオンラインとオフラインで開催され、留学展示ブース、ベトナムと日本の文化と料理の体験、そして医療、介護及びその他の健康科学分野での人材交換協力プログラムについての情報交換やQ&Aフォーラム、パートナー探し、協力覚書の締結というイベントがある。
  • 越日文化交流祭-日本祭り
    ダナン市
    Tsubasa Club - つばさクラブ
    ダナンで日本文化を愛する若者、特にマンガ、アニメ、コスプレを愛する若者の活動スペースを作る。
    本事業は1日のみ開催され、日本文化、特にマンガ、アニメ、コスプレが好きな若者(12歳~40歳)が集まる場所となる。お祭りには、ミニゲーム、コスプレのキャットウォーク、文化交流、コスプレコンテスト及び終盤の抽選会など様々な活動がある。また、アクセサリーブース、日本の料理等もあり、出席者全員に様々なユニークな体験をもたらす。
  • 繋がる文化祭- TSUNAGARU BUNKASAI
    クオック・ホック高校(フエ)
    クオック・ホック高校
    ベトナムと日本は外交関係樹立50周年を迎えることを記念し、2023年に、クオック・ホック高校のフランス・日本学科及び本校の青年団は、トゥア・ティエン・フエ省の日本語を勉強している高校生向けの課外活動を行う予定。この活動を通じて、日本とベトナムの交流関係の強化に貢献し、クオック・ホック高校の日本語教育をはじめ、トゥア・ティエン・フエ省における日本語教育がますます発達することを期待している。
    TSUNAGARU BUNKASAIは5つのセクションで構成される。
    a.文化知識クイズコンテスト:生徒100名(日本の高校1年生20名、高校2年生20名、高校3年生20名、ハイバーチュン高校の生徒20名、グエンフエ高校の生徒20名)が実行委員会から日本語で準備された日本文化に関するクイズに答える。各ターンで間違った回答をした人は外れ、正しい答えをした人は次の質問に進む。最後の質問に正しく回答した人が勝者となる。
    b.コスプレ・キャットウォーク・コンテスト:出場者が好きな人物やキャラクターに扮して、ステージでキャットウォークのパフォーマンスを披露する。一番きれいで一番人気のある出場者には、相当する賞が与えられる。
    c.文化交流:芸能発表。2校(グエンフエ高校、ハイバーチュン高校)が参加する可能性あり。
    d.文化展示会ブース:食品系ブース、文化系ブース、クラフトブースの3ブースがある。クオックホックエリート高校の生徒たちが展示会ブースを担当し、ブースでの活動を行う。提携校の生徒は、文化活動を見学したり体験したりすることができる。実行委員会が担当するブース(日本の文化の知識とゲームの組み合わせ)は5つある。来場者が上記の5つのブースのクイズのすべてを正解した場合、5枚のステッカーをもらい、それに該当する魅力的で価値のある景品へ交換できる。
    e.附属活動:桜並木や願いの叶う木と写真を撮って「チェックイン」する
    。つながる文化祭は5つのセクションで構成される。それは文化知識コンテスト、演奏、販売・飲食スペース、コスプレである。
  • 第3回チャビン省越日文化交流事業
    チャビン大学
    チャビン大学
    ベトナムと日本の友好関係の強化に貢献することを狙う。 同時に、日本の文化、イメージ、国土の美しさを一般のベトナム人、特にチャビンの人々に宣伝する。同じ様にチャビンの可能性に関心のある日本の企業や投資家は、ベトナムのユニークな文化を学び、体験する機会を得ることができる。これにより、ベトナムの国と人々についてより理解を深めることができる。
    歌、ダンス、舞台芸術、折り紙、生け花、伝統楽器演奏、民謡、絵画、書道、料理などのベトナムと日本の文化、芸能、芸術の交流活動を実施すると同時に、日本企業の参加を得て、「ニューノーマルにおける日本での雇用動向」に関するセミナーを開催する。
  • 「ベトナムと日本の恋物語」文化交流プログラム
    ダナン三日月リゾート&スパホテル
    2015‐2018年期元駐日ベトナム大使館職員配偶者の会、ダナン三日月リゾート&スパ、ベトナム女性起業家協会
    イベントの趣旨 色々な分野に携わっている人、かつて日本に住んだことのある人、これから日本へ留学したい、働きたい人たちが集まり、互いに対する気持ち、ベトナムと日本の両国に対する愛情を分かち合い、文化の交流の輪を広げていくことがイベント開催の趣旨である。ここでいう愛情とは、国を愛する気持ちだけでなく、人と人との愛情、そして両国の友好関係、歴史の流れへの気持ちも含まれる。イベント開催の形式について、多くの人が一緒に参加し、両国民の相互理解、友好関係、特に若者たちに恋心が芽ばえ、二国間の協力関係に光がさし、輝かしい未来へと、更なる良好な関係に発展していくことを願っている。
    今日のように、ベトナムと日本の若い世代が互いに触れ合い、両国で成功したことはかつてなかった。若い日本人・ベトナム人カップルが感動あふれる恋物語の末、生涯をともにする誓いを交わすのは、まさにその証である。本イベントでは、東京とホチーミン出身の若い夫婦レー・チエウ・ドックと中村みおのベトナム風と日本風の結婚式をシミュレーションしながら彼らの恋物語を紹介する。生き生きとした美しい姿や受け継がれる若者の精神は、ダナンのドンア大学の学生たちによるアオザイと着物ショーで表現される。また、音楽プログラムやイベント参加者の心からの語りを通して、両民族の国、人に対する気持ちをも体験、感じとることができる。
  • 日本の彩り祭り
    ベトナム国家大学ホーチミン市校工科大学
    ベトナム国家大学ホーチミン市校工科大学国際教育事務室
    日本文化に興味のあるホーチミン市や近隣省の高校生と、日本語オリエンテーション、日本語能力向上、越日エンジニア、越日人材育成等の事業の対象となっているベトナム国家大学ホーチミン市校工科大学の学生、その他の大学生との日本文化交流の架け橋を構築する。
    事業は、半日開催で、日本の伝承遊び(けん玉、羽根つき、こま、かるた)、日本のブックフェア、日本映画の鑑賞会がある。また、日本の企業で働こうと思っている人・働いている人向けに「日系企業での昇進の道」と「ビジネスでの日本語の敬語をマスターする秘訣」の2つのワークショップも行う。日本企業の代表者が出席する。
  • 次のテーマをしたセミナー・実践ワークショップ:「ヴィジュアル・アートから見たベトナムと日本の文化的影響」
    フエ大学のフエ美術大学
    フエ大学のフエ美術大学
    ベトナムの歴史的な発展において、グェン・ホアン王がダン・チョン領に進出した時期(1558年)から、外交チャネルを通じて国の発展に力を入れてきた。特に、海上貿易の発展をこの時期に重点的に行った。アジア諸国との貿易交流において、日本は両国の間の文化交流に影響を与えた。科学的な議論を通じて経験を共有することを目的として、ワークショップでは芸術、文化、教育の分野における統合と発展の過程における日本とベトナムの文化的影響に視点を向け、評価する。建築作品に対する視覚芸術と装飾芸術の観点からの新しい情報や捉え方を提供する。ワークショップには、トゥア・ティエン・フエ省の文化研究者、フエ大学のフエ美術大学の研究講師、及びトゥア・ティエン・フエ省のいくつかの専門機関が参加する。ワークショップの最後には、日本とベトナムの国土、人々にまつわる風景や装飾模様に関する木彫りのワークショップを行う。このワークショップは、版画(プリントメイキング)の講師がフエ大学芸術学部の美術学生に指導を行う。
    セミナー・実践ワークショップ
    テーマ:「ヴィジュアル・アートから見たベトナムと日本の文化的影響」

    時間:2023年10月10日
    8:00~11:30:セミナー
    13:30~18:00:木彫りワークショップ
    場所:フエ大学のフエ美術大学
    フエ市トー・ゴック・ヴァン通り10
    パート1:セミナー(8:00~11:30)
    1.主催者:フエ大学のフエ美術大学、トゥア・ティエン・フエ省文化スポーツ局、フエ遺跡保存センターの代表。
    2.出席者:フエ大学のフエ美術大学、フエ大学観光学校の講師、学生、ワークショップに関心のある方々。
    パーツ2.ワークショップ(13:30~18:00)
    1.講師:グラフィックスデザイン専門の講師(講師7名)及び招待講師2名。
    2.参加者:学生30名(絵画、グラフィックデザイン、ファッションデザイン、美術教育学を専門とする)。
    3.場所:フエ大学のフエ美術大学の実習室
    ワークショップの参加者は、実行委員会から証明書を受け取る。ワークショップの成果物は、フエ大学のフエ美術大学の展示ホールに展示される。
  • ベトナムと日本の文化交流デー
    ダナン観光短期大学
    ダナン観光短期大学
    教育プログラムの展開、日本と提携がある事業の募集を実施する団体、組織、個人の繋がりを作る。若者を惹きつけて日本の文化、食べ物、日本人に興味を持って学んでもらう。
    1.イベントの開催日時:2023年11月中の7時~17時30分。
    2.場所:ダナン観光短期大学のキャンパス
    3.参加者:
    ※実行委員会:ダナン観光短期大学
    ・学校の理事会。
    ・各学部、各学科のリーダー及び教員全員。
    ・コース11、12、13の学生/青年同盟のメンバー(30団体を予想)
    ※招待客:
    +在ダナン日本国総領事館
    +グ・ハン・ソン区人民委員会
    +ダナン市労働傷病兵社会福祉局
    +ダナン市観光局
    +ダナン市の日越友好協会
    +日本の連携機関:HAIPHONG株式会社、NCHR.JSC、ASIANGユニオン、KANSAIユニオン、SUGANUMAグループ、MOS Burgerグループ、Esuhai社
    +ダナン市公安の外交・安全保障部門
    +ダナン市における新聞社やテレビジョン放送局。
    4.開催形態:ブースの開催、芸術、文化、料理などのコンテンツの交流。全てのコンテンツは、コンテスト形式で採点され、1位、2位、3位の賞が授与される。